木曽駒・宝剣岳・空木岳 
木曽殿山荘まで下り、空木岳へ350m
登りかえす1時間30分が厳しい
青空に映える千畳敷カールを高山植物を
愛でながら登る
千畳敷ロープウェーには乗用車の乗り入れ
が禁止なので、菅の台にて 伊那バスに
乗り換えてしらび平ロープウェー駅まで行く
シナノキンバイ
ハクサンイチゲ
千畳敷山頂駅から岩がゴロゴロした中岳を目指す
中岳の次に目指した木曽の駒ケ岳2,956m
へは頂上山荘にザックを置き 空身で
アタック
下界の喧騒や猛暑を忘れ、岩を乗り越えて
青空に向かって中岳に登る
ウスユキソウも可憐な花を咲かせていた
コガネギク
木曽駒ヶ岳に抱かれた、頂上山荘の
テント場も賑やかであった
ピークからの下りは尾根歩きで涼風に吹かれ心地いい
2013年8月9日(金)〜11日(日)  (山頂山荘、空木駒峰ヒュッテにて2泊) 参加者:8名
<行程>
《8月9日》小手指駅(7:30)→菅の台BS(10:30)→しらび平駅(11:30)→千畳敷山頂駅(12:00)
   →乗越浄土分岐(13:00)→中岳2,915m(13:40)→頂上山荘(14:00)
   →木曽駒ヶ岳2,956m(14:30)→頂上山荘(小屋泊&テント泊)
《8月10日》頂上山荘(5:50)→宝剣岳2,931m(6:30)→極楽平(7:40)→濁沢大峰(8:40)
   →檜尾岳2,728m(10:30)→熊沢岳2,778m(12:10)→東川岳2,671m(12:50)
   →木曽殿山荘(14:15)→空木岳2,864m(16:15)→空木駒峰ヒュッテ(16:20)
《8月11日》空木駒峰ヒュッテ(5:20)→ヨナ沢の頭(7:00)→小地獄・大地獄(7:35)
   →池山小屋の水場(9:00)→林道終点(10:05)→こまくさの湯(10:30〜11:20)

ハイ松の中を掻き分けて、長い長い下り
が始まった

東川岳のピークを過ぎて空木岳が見えてきた
キスゲ(orカンゾウ)
小地獄・大地獄の難所を慎重に下る
小地獄・大地獄の難所を過ぎて
樹林帯を下る

難所続きの下りもほぼ終わり、池山小屋の
水飲み場で喉を潤す
エゾシオガマ
ハイ松の中から昨日登った空木岳
を振り返る
大岩に陣取っている猿、50頭余りの
群れの間を抜ける羽目になった
ツメクサ
テント組の今晩のディナーは味噌付けの
豚肉の野菜炒め
料理長が手際がいい
料理がいいだけにビール、焼酎がすすみます
二日目の早朝、頂上山荘を後にし宝剣岳を目指す
宝剣岳からは五つのピークを越えて空木岳に向かうが、高山植物が多い
岩場に取りついて30分のアッタックで宝剣岳の頂上に着く
岩場の登り、下りの連続である
眼前のピークの先にピークが見えるが、
空木岳はまだ見えない
天気も良く隣の山襞に登山者の影が
くっきり、わたしも写っている
極楽平を過ぎて濁沢大峰を目指す
ハクサンイチゲ
尾根歩きを楽しむが、周りにはハイ松が
増えてきた

雄大な景色を楽しみながら稜線を歩くが、
岩場には獣の糞が目についた
ホシガラスの群れが大声を出して、
飛び交っていた

空木岳へのアッタックは鎖場との
格闘であった

二日目は10時間を超す歩行時間となったが、
空木岳の山頂に立つ
三日目の朝は気温も下がり、ダウンを
着て雲海から登る太陽を拝む
シモツケソウ
真っ赤な夕暮れの中に富士山と
南アルプスの塩見岳が肩を並べていた
コマクサが点在していた

ワインレッドの色の濃いコマクサが
印象的である

グンナイフウロ
宝剣岳へは岩場と鎖場を三点確保で登る